Floyd Roseには、Froyd Rose Originalってのと1000シリーズがあります。
先日オークションで落札したギターなんですが、Floyd Rose オリジナル搭載って事だったんですけど、現物みたら1000シリーズで… 出品者の方ともろもろやり取りをして双方納得の取引となったのですが、1000シリーズの存在はご存知なかったようです。
知ってる人は今更って感じですが、オークションなんか見てると、どうもご存知ない方もいらっしゃるようで…
そんな事もあるので、オリジナルと1000シリーズの見分け方について。
Floyd Rose Originalはオリジナルはドイツ製です。ハイエンドギターに搭載されてたり、単品でも購入することが可能です。高いですけど。
で、1000シリーズってのは韓国製で、10万円くらいのFloyd Rose搭載ギターにOEM供給されているものです。Floyd Rose Specialってのも同じなのかな?
あっ Floyd Rose Originalっては、現行品の製品名称です。いつからそういう名称になったか知りませんけど… 80年代のギターについてる Floyd Roseは、モノは同じなんですけど、Originalとして販売されていたわけではないので、Made In Germanyって呼称で呼ばれることもあります。
取り急ぎネットに落ちてた画像を張ります。(後ほど自分で撮った画像と差し替えます。)
まずは、刻印。上はMade In Germanyの刻印があります。1000の方はありません。これだと外さないと確認できませんね。
サドルスクリューの頭。(画像の一番右) Made In Germanyはつるつる。1000の方はスジは入っています。これ以外にもサドルを固定するネジや、ロックナットのナットを締めるネジも同様ですね。
1000の方はファインチューナーのツマミが小さくて厚いです。
ブリッジのベースプレートを横からみたところ。説明しづらいですが… とにかく違います。(笑)
1000シリーズはファインチューナーのプレートにコブがあります。
こんなとこですね。 ポイントが別れば誰も簡単に見分けられます。
アームを固定するアームハウジングも違います。Made In Germnyの方は、アームバーを付けてキャップを締めると、任意の位置にアームバーを固定できるのですが、1000の方は使っていると緩んじゃうらいしいです。
あとは、サドルも形状も、塗装のせいなのか、鋳型のせいなのかわかりませんが、Made In Germanyはめちゃスクエアです。1000の方は角がまるまっててちょっとポッチャリ。
全体印象でも1000は安っぽいです。
製品の出来の違いはどんなもんなんでしょうね。1000の方は使ったことがないので使用感や音の比較は割愛。
マイスターの国で作られた物と較べられたら、そりゃ他国のモノはイメージ悪いですよね。
自分のギターに載せるならMade In Germany。ヤフオク1万前後で状態の良いものが手に入るし。
おしまい。