またまた、音楽の話です。 今回はアール・スリック。お気に入りのギタリストです。
80年代中盤?あたりから、聴いたり、聴かなかったりという付き合い方なんですが、最近またカッコいいなっておもうんですよね。この年でこの不良っぽさみたいなのが… そんな話を書きながら、最近見たエフェクターのでも演奏での超クールな動画を紹介。
Phantom, Rocker & Slick
JGRがアールスリックの名前を初めて知ったのは、Stray Cats解散後のBassとDrumの二人と組んだPhantom, Rocker & Slickからだった。Stray Catsは好きだったのでその流れでという事なんけど、指板まで真っ赤なストラトキャスターを弾く特段ロカビリー風でもない出で立ちにちょっと違和感を覚えました。バンドデビューアルバムの楽曲も期待した程ではなかった(と記憶)んで、その後は2ndが出たのかどうかも不明。
”In Your Face” Solo Album
で、しばらくして、ソロアルバム”In Your Face”をリリース。ジョー・サトリアーニのSurfing With The Alienがヒット&Grammy受賞とロックギターインストがブームになってた時期なんで、今思うと便乗リリースかな
Guns n’ Rosesのスラッシュに始まるレスポールブームに乗っかていたJGRはジャケットのゴールドトップのレスポールと、いかにもハードロッカーという風貌にやられてジャケ買いしました。
ジャケット通りで、HR系のギターインストや、ジミヘンのManic Depressionのハードロックカバーまで期待通りの内容で当時の愛聴版でした。デビッドボウイ過去作品の参加や、ジョンレノンのダブルファンタジーへの参加の話を知ったのはこのCDのレビューだったバズ。
今回の記事に合わせて聞き直してみましたが、これはかなり良いですね。ジョー・サトリアーニのようなテクニカルなスタイルでは無く、ハードロック寄りのアプローチですが… スライドを使ったプレーもいくつか聴けます。Youtubeにも数曲アップされているんで是非聞いてみてください。
この後、Dirty white BoyというバンドでHR/HMブーム(LA Metal)に便乗してデビューするんだけど、このバンドはあまり良い曲がなくて… 聴くには聴いたんですがそのまま忘却の彼方へ。
”ZIG ZAG” Solo Album
2003年のソロアルバムZIG ZAGはデビッド・ボウイや、Cureのロバート・スミスの参加で話題になったけど、いきなり80年代のニューウェーブっぽい曲でキーボードで始まるギターインストからスタートします。HR的なアプローチは影をひそめ、エフェクターを多様した音とバッキングで曲を聴かせるスタイルです。ニューウェーブのバンドって好きなバンド多いんですけど、2003年に聴きたい!って感じではなくて、CDトレイに乗る機会は少なめ。
ギターはカッコいいし、近年の不良っぽいルックスは好きなんだけど、自身の名義で発表するCDには良い曲があんまりないんですよね。70年台にやってたEarl Srick Bandってのは当時のサウンドって事もあり結構好きですけど…
Video
なので、動画は曲紹介ではなく、エフェクターのデモ演奏です。超カッコイイです。是非見てください。
歪系のペダルのデモ
空間系のエフェクターを使ったRolling Stonesのカバー
気に入っていただけたら嬉しいです。