ESPが80年代~90年代前半まで展開していたブランドZEP-II。(現在のEDWARDSに相当するようです。)ZEP-IIブランドで販売されていたそのストラトシェイプのボディを参考にして製作した自家製ボディと、オークションで手に入れたKramerのワンピースメイプルネックを組み合わせてギターを製作。
ボディの製作過程はこちら
- ボディができるまで 加工編その1 (ボディの切り出し)
- ボディができるまで 加工編その2 (ネックポケット)
- (作成中)ボディができるまで 加工編その3 (ボディのザグリ)
- (作成中)ボディができるまで 加工編その4 (コンター加工)
- (作成中)ボディができるまで 塗装編 (下地調整~塗装)
ネックのレストアの様子はこちら
ボディ材はバスウッド。ESPのZEP-IIと同じ。当時のKramerもバスウッドが多いんじゃなのかな? ESPが作っていたし… 塗装はポリウレタンの極薄塗装。カラーはホワイトにイエロー混ぜ、クリームっぽくし、黒を混ぜて色のトーンを落ち着かせました。アイボリーというかベージュというか。パッと見は白ですけど。並べると分かる感じ。
ピックアップはKramerのギターから取り外したもの。ブリッジはFloyd Rose(Made In Germany)新品同様との事でオークションで入手したもの。傷、サビなくピカピカ。
このボディにはもともと別のネックが付く予定だったので、ネックの組み込みの際はサンドペーパーや小さいノミでポケット形状を修正。窮屈でもなく、隙間が大きくもなく、丁度いい具合に組み込みできました。
1弦側から見た画像。こちらもボディといい感じで密着。ネックの振動がボディにうまく伝わる?このネックの入手価格は1万ちょっと。ロッドの余裕、フレットもまだ十分残っているので、購入して正解でした。
ネックは入手して磨いた程度。ネック裏には演奏に支障はないものの小傷があります。
ボディ背面のキャビティ。アームスプリングはパネル無の仕様。コントロールキャビティはオリジナルの形状を参考に、最低限の大きさで加工。ボリュームポッド、アウトプットジャックとそのパネルはGuitar Worksさんの通販で買った新品。