グレコ EG-600 エース・フレーリーモデルを再生しちゃいます。これは僕が2本目に買ったギターで高校3年間使い倒したギターで、存在すら忘れていたのですが、この前実家から持ち帰ってきました。本来のチェリーサンバーストからラッカーで黒くオーバーペイントされており、PUもアイボリーからも黒に変更されています。Greco EG-60 01

ここまで少しいじっています。ナットをブラスからグラフテックのタスクナットに交換。ブリッジをGOTOHのナッシュビルタイプに交換と作業をしてきました。

今回は黒く塗ってしまったボディの塗装剥がしです。パーツも黒からアイボリーに順次交換しエースモデルとして復活させます。

EG-600 塗装はがし 01

塗装剥がし完了! どうやって塗装を剥がしたかは…

EG-600 塗装はがし 02

こいつを使いました。下地のポリウレタンはそのまま、ラッカーのところだけ溶かしてくれます。

以前、ラッカーでオーバースプレーされたジャンクギターの塗装を、こいつで一気に剥離しようと目論んだ事があるんですが… その時、ラッカーのみ溶けてポリウレタンが上手く剥離できなませんでした。そんな経験をもとに今回コイツを選択してます。もし、これ使う時は目立たないところでお願いしますね。自己責任って事で…)

EG-600 塗装はがし 03

塗って数分放置。

EG-600 塗装はがし 04

ラッカーが溶けてきたら歯ブラシで掻きとって、キッチンペーパーで拭き取ります。

EG-600 塗装はがし 05

あらら、凹みをプラモデル用のパテで埋めてました。ここは綿棒にラッカー薄め液をつけて取り除いていきます。

EG-600 塗装はがし 06

剥がし終わったところ。トップは傷も少なく状態もいいです。艶がないのは黒く塗る時に耐水ペーパーで足付けしたせいだと思います。

EG-600 塗装はがし 08

パテの補修跡もうまく剥がせました。傷や凹みの塗料も、ラッカー薄め液、綿棒、歯ブラシ、爪楊枝など使って取り除きましたが、ポリウレタン塗装の中に入り込んでいるのか、この辺が限界でした。

EG-600 塗装はがし 07

反対側もこんな感じ。雑に扱ってたわけではないんですが、学校やスタジオほぼ毎日持っていたギターです。傷も多いです。

EG-600 塗装はがし 10

バックル傷のところも黒い塗料が残ってしまいました。次回はタッチアップと塗装のつや出しの予定です。

おしまい。

★最後まで読んでいただき有難うございます。By JGR
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グレコ EG-600 エースモデル再生 その1 塗装を剥がす。


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