前回の作業は塗装まで。今回作業は塗装の研磨~艶出しと、組立調整して完成です。
まずは、完成した画像。
ここまでの作業の様子は…
作業前の状態です。塗装が終了したところ
800番の耐水ペーパーをパッドに巻いて、ネック方向に研磨。続いてネックと垂直方向に1200番の耐水ペーパーで研磨。800番のヘアラインを消します。最後に2000番の耐水ペーパーでネック方向に研磨し1200番のヘアラインを消します。
コンパウンドで艶出し。今回は粗目のスポンジバフを買ってみました。作業が楽になって、時間も少し短くなるかな?
粗目のスポンジバフをサンダーポリッシャーに取り付け、3000番のコンパウンドで磨きました。楽になったかはちょっと微妙です。液状のコンパウンドをつかってるんですが、練り状のヤツが良いのかな? 試行錯誤してみる必要があります。
この後、中目、仕上げと磨きが進むんですが、画像を撮り忘れ。
配線作業に入ります。2ハム、ワンボリューム、ワントーン。画像一番下のトーンポットはダミーです。
配線はこちらのサイトを参考にさせていただきました。http://butamaru.web.fc2.com/guitar_circuit/guiter_circuit.html
で、ここで問題!
5Wayセレクターは海外製、日本製、日本製外装プラってのがあるらしんですが… もともとこのギターについているセレクターはどれとも違います。(下画像右) 30年前のギターゆえ古いからかぁ?
海外製、日本製、日本製外装プラ。配線パターンを全部試しましたがいずれも上手くいかず。手に余ってしまったので海外製を調達。(画像左) 先のリンクの海外製のパターンで配線して音出しOK。次に進みます。
ブースター?のパネルを利用してキルスイッチを取り付け。アウトプットジャックへの配線の途中にON/ONのミニスイッチをつけ、Hotの線をショートさせます。上手くできましたが、音が切れている瞬間はハムノイズが出ます。この方法ネットでよく見かける方法ですが、ノイズに関しては触れられてません… スイッチング奏法だけしか使わないんで良いんかな?
上画像に写ってるアウトプットジャックはダミーです。
よっしゃ。完成だ!
30年前のギターが蘇りました。
フロントは型番不明のDuncan。リアはDuncan Performer Detonator。ブリッジはMade in GermanyのFRT-3。ワンボリューム。ワントーン。ピックアップセレクターのツマミが白なのは… 黒はサイズが合うものがなかったので…
フローティングの状態はこんな感じ。3弦7フレあたりで2音程度アップ可能。
ネックポケットを削りネックの角度を変更してるんで、ブリッジをフローティングしていても弦高は低いまま。弾きやすいです。
以上で作業終了。お疲れ様でした!
昨日オーナーさんとスタジオに入って音を出して、ちょっとセッションぽい事してから引き渡し。その後は飲み。
しかし感動しました‼︎本当にありがとうございます。なんかこの楽器が普通に音が良いのにもカンドーしつつ、ハーモニクス出してアームアップして喜んでます(笑)ありがとうございました‼︎‼︎‼︎是非またビール飲みに行きましょう。
黒のテレキャスターと全然違いますよね。ボディ形状は違うにしても、
フロイド搭載のギター、ボディ材も多分同じ(アルダー)なのに、全然キャラが違いますよね。
ボディ材の種類よりも板材の個体差やネックによる音への影響ってのが大きいんでしょうね。
気に入っていただいてなによりです。コメント有難うございました。
飲みの方も是非行きましょう。